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ロイ・ビーン [DVD]価格: 3,218円 新品の出品: 円 中古品の出品: 2,216円 コレクター商品の出品: 1,000円カスタマーレビュー 19世紀末に実在し、“殺し屋判事”の異名をとったロイ・ビーンの生き様を巨匠ジョン・ヒューストン監督が描いた作品。 無法の街ペコスにやって来たロイ・ビーン(ポール・ニューマン)は、自ら判事を名乗り、悪人たちをろくな裁判もせず独自の判断で処刑して行く。ヒューストン監督はこの破天荒な男を描くため、ユニークな構成を本作に用いた。ロイに関するエピソードを断片的に描き、全編を通したストーリーを設定しないという方法だ。ひょんなことから一緒に住むことになった巨大なクマとの交流、生涯崇めたリリーという名の歌手に会わんがための涙ぐましいエピソード。そしてロイの子どもを身ごもった娼婦の出産と死。独善的で横暴で、頑固で女好き、そんな時代遅れの男が、映画を観ているうちになんとも愛おしくなってしまい、ラストでは爽やかな涙を流すことが出来る傑作。(斉藤守彦) |
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ビッグ・ウェンズデー [DVD]価格: 1,980円 新品の出品: 1,980円 中古品の出品: 240円 コレクター商品の出品: 2,450円カスタマーレビュー ベトナム戦争をはさんだ病めるアメリカを舞台に、3人の若者の青春と友情をサーフィンをとおして描いたジョン・ミリアス監督の半自叙伝的作品。冒頭、ハウスパーティーで家中を水浸しにしたり、酒と喧嘩とサーフィンに明け暮れるバカ騒ぎの日々が実に楽しげでうらやましい。それだけに時代のうねりの中で成長していく若者たちの苦悩が痛烈に感じられる。 主演のジャン=マイケル・ビンセントはこの作品でスターの仲間入りをし、後にtvシリーズ「エアウルフ」などで人気を集めた。流れるような波の描写とサーフィンシーンの軽快さは『ダーティーハリー』などを手がけたブルース・サーティーズの撮影の妙だろう。思わず波に乗りたい衝動に駆られてしまう。心に迷いがあっては乗ることのできないビッグウェーブ、伝説の波「ビッグ・ウェンズデー」にいどむクライマックスは、去りゆく青春の日々への決別のようでもある。(井上新八) |
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